Web広告の比較と選び方、始め方をわかりやすく解説【2024最新】
Webサイトのアクセス向上/売上向上の為に、広告を打ちたいけどどの広告手法が良いのか分からない…という場合。
一般的なWeb広告の種類と、それぞれのメリットデメリットを解説いたします!
Webサイトを作りましたが、全然アクセスが増えず、お問い合わせも来ないんですけど!
Webサイトは公開しただけでは、主に自然検索(検索エンジン経由での表示)でしかアクセスされず、さらに公開後すぐは検索順位も上がらないので中々アクセスが増えない傾向にあります。
今回はサイトの露出を増やす手段として「Web広告」を検討してみましょう!
広告?多額の費用が掛かるのでは無いですか?それに、広告を打ったからと売上が上がるとは限らないでは無いですか!
Web広告と言っても様々な種類があり、広告をクリックされる事で初めて課金される「クリック課金型」広告もありますので、Web広告は比較的費用対効果が見込める広告手法なんです!
また、毎月~1万円の予算から始められる広告もあり、個人~企業まで幅広く使える広告手法です。
以下に分かりやすくWeb 広告の比較図を作成しましたので、参考にしてみてください。
一般的なWeb広告の種類、6選
ディスプレイ広告
Google広告ヘルプ
画像(バナー)や動画などの視覚的なコンテンツを使用して広告を表示する手法です。
Google検索やYouTube、Gmail、GoogleAdsに加入している3,500 万ものウェブサイトやアプリで表示させる事が出来ます。
商品やキャンペーンをより多くのターゲットに認知してもらいたい場合や、ビジュアル面で訴求する必要がある場合におすすめです。
- ウェブサイト内にバナーとして表示される
- ウェブサイトの離脱時等にポップアップバナー(インタースティシャル広告)として表示される
- 画像や動画を使用するため、視覚的な訴求力が高くユーザーの目を引きやすい
- 広告の表示対象を地域、興味、行動、年齢性別などの要因で指定できるため、ターゲットに的確にアプローチすることができる
- 多くのユーザーに広告を見せることができるため、ブランドの認知度を向上させるのに効果的
- クリック課金、インプレッション課金の2種類を選べる
- ディスプレイ広告のクリック率は一般的に低い(ページの周囲に表示される為、ユーザーが広告に注意を払わない可能性が高い)
- 広告を表示したいターゲット層を効果的に特定できない場合、効果的なキャンペーンの実施が難しい
検索広告(リスティング広告)
Google広告
検索エンジンの検索結果ページに表示されるテキスト広告です。主にキーワードに関連した検索クエリに対して表示されます。
特定の商品の購買を検討しているユーザに向けて、直接的なコンバージョン行動に繋げたい場合におすすめです。
- Googleの検索結果表示時に上部のPR欄に表示される
- ユーザーが特定のキーワードを検索した場合に表示されるため、ユーザーの意図や興味に合った広告を表示できる
- ユーザーが検索エンジンで情報を求めているときに表示されるため、意思決定の段階で影響を与えることができ、購買意欲の高いユーザーに対して広告を配信できる事でコンバージョン率が高い
- クリックごとの支払い(PPC)のため、広告主が支払う料金を正確に把握しやすく、予算管理しやすく、効果的な広告配信ができる
- 競争の激しい業界では、特定のキーワードへの入札金額が高くなる。結果的に、広告運用のコストが増加する可能性がある
- 検索結果ページに多数の広告が表示されることで、ユーザーが広告に興味を持たない傾向がある。そのため、広告のクリック率が低下し、広告の効果が低下する可能性がある
ソーシャルメディア広告(SNS広告)
X 広告(左)、Instagram広告(右)
- ソーシャルメディアプラットフォーム上でユーザーに対して広告を表示する
- Facebook広告、Instagram広告、X(旧Twitter)広告、LINE広告などがある
BtoCの商品やサービスの認知拡大や、若年層にアプローチしたいという場合におすすめです。
- SNSのタイムライン上に表示される
- ユーザのシェアや「リポスト」、「いいね」による拡散力が高く、ユーザ参加型キャンペーン等の実施で、単純な費用×表示回数以上のリーチを期待できる事がある
- 「コメント」「引用」等で広告に対するユーザのリアルな声を聞ける
- 似ているフォロワーで絞込みなど、その他の広告手法では行えなかった具体的なターゲット層にリーチできる
- 50代~などの年齢層はSNS利用率が低く、アプローチしづらい
- 拡散力が大きい反面、内容によっては炎上などの原因になるため、コンテンツには細心の注意を払う必要がある
動画広告(YouTube広告)
- YouTubeや他の動画プラットフォームで動画広告を表示する
- プリロール広告、インストリーム広告、バンパー広告などがある
視覚的・情緒的なコンテンツをより効果的に伝えたい場合や、長い時間をかけて情報を伝えることができるため、商品の詳細な説明を行いたい場合やデモンストレーションを行いたい場合におすすめです。
- YouTubeやその他動画プラットフォームの動画再生時にPRとして挿入される
- YouTubeショート動画コンテンツとしてPRとして挿入される
ショッピング広告
オンライン小売業者が自社の製品やサービスをプロモーションするためのデジタル広告の一形態です。
ECを運営している場合にこちらも併せて行うのがおすすめです
- 検索エンジンやオンラインショッピングプラットフォームで自社商品をPR上部表示できます
アプリ広告
モバイルアプリのダウンロードや利用促進を目的として行われる広告形式です。
アプリの運営をしている場合こちらも併せて行うのがおすすめです
- モバイルアプリ内やモバイルウェブサイト上で表示され、ユーザーがアプリストアからアプリをダウンロードするよう誘導します
Web広告の比較
上記で紹介したWeb広告(アプリ/ショッピング除く)を分かりやすくグラフ化したものが以下です。
上記の図を参考に、自社サービスにぴったりな広告手法を検討してみてください。
Web広告運用の始め方
自社/自分で広告プラットフォームに登録し、始める
現在ではGoogle広告等のフローに沿って設定するだけで、誰でも広告運用ができるようになっています。
キーワードや画像、予算などを設定する事で、AIやシステムが最適化を行い広告を表示してくれます。
より効果的な広告配信がしたい、効果計測を行いたいという場合は後述のプロにお任せする形が良いですが、小規模なビジネスや個人の場合や、お試しで運用してみたいという場合おすすめです。
広告運用代行会社に依頼する
広告運用代行会社に依頼する事で、毎月の計測やターゲット選定、広告用のバナーやWebサイトの作成等、全てをお任せすることが出来ます。また、独自の広告運用ノウハウを持っていることが多く、プロの知見から適切な広告戦略を提案してくれます。
月々の運用予算が10万~以上の場合、広告運用代行会社に任せることがおすすめです。
Web広告運用の際のポイント
どの広告にも共通して言えることは、「広告」という時点でユーザの関心から外れる事が多く、安易にスクロールや離脱される傾向がある為、的確なターゲットに、適切かつ魅力的な広告コンテンツを作成する事が最重要事項です。
Webサイトを閲覧している時に、「自分に関係のないコンテンツ」が流れてきても邪魔なだけです。
適切なターゲット層にアプローチできるよう設定を行った上で、ユーザと関連性を感じられるコンテンツ作りに努めましょう!
広告運用の際は、キーワードやバナー画像の内容が、本当にユーザに必要なコンテンツとして機能しているかどうかに留意しながら、作成し、費用対効果が得られるよう努めましょう!
Web広告の比較と選び方、始め方をわかりやすく解説のまとめ
商品やサービスの形態、ターゲット層によって適切な広告手法は大きく変わります。
最も効果的にユーザに伝わる手法を探し、検討してみてください。